助成金の申請と事業主の責任

助成金の申請と事業主の責任

助成金の申請に関して、「社会保険労務士に任せていてなにもわからない」という事業主がいましたがこれは問題です。

もちろん、内容を伝えない社会保険労務士に問題はあります。

他の事務所から当事務所へ社会保険労務士事務所の顧問契約の変更をしていただいたお客さまから人事労務管理関係の書類を集めていた際に言われたことです。

助成金の申請に際して、助成金の計画を提出してもらおうとしたときに

「社会保険労務士に任せていてなにもわからない」

と言われました。

計画書の中身も見たことがないということでした。

キャリアアップ助成金等、始めに計画書を届け出て申請をする助成金は、当然のことながら「その計画書に沿って」助成金申請のための労働環境を整える必要があります。

社会保険労務士としては、事業主とともに計画を検討していく必要があります。

それにも関わらず、事業主が「計画書を見たことがない」、社会保険労務士からも「見せられたことがない」というのは、助成金の申請そのものも適切ではない可能性があります。

助成金の申請に伴い導入した制度が社員に周知されているかについて、書面の提出や実地調査が入るケースもありますが、ここで事業主がなにも把握できていないとなれば、不正受給を疑われる原因にもなるでしょう。

そのようなことを説明せず、ただただ助成金を持ってくれば良いと考えている社会保険労務士や助成金コンサルタントは、会社の大きなリスクとなります。

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