仕事中・通勤途中にケガをした時の初期対応

仕事中・通勤途中にケガをした時の初期対応

20180905

従業員が仕事中や通勤途中にケガをした時、労災保険から治療費等の給付を受けることができます。

事業主としては、労災保険の給付を申請するまでの流れを理解し、従業員から第一報を受けた時に説明する用意をしておくことが重要です。

また、従業員としても「誰に」「何を」「どのように」報告するのかを常日頃、意識しておくと良いでしょう。

■事故発生時の初期対応
①事故発生
・事故の状況、ケガの状況、第三者(加害者・被害者)の 有無を確認する
・業務の続行もしくは、事故後の出勤が不可能な場合には最寄の労災指定病院へ行くよう指示をする
・病院では「業務中もしくは通勤中のケガ」である旨を伝え、健康保険証は使用しないよう指示をする

②会社への第一報
・把握している状況をできる限り詳細に報告する

報告をできる状況になってから、できる限り早く会社へ報告をしてもらいましょう。

あらかじめ<報告用のフォーマット>などを用意しておくと便利です。

③各種書類の作成
仕事中・通勤途中などにより給付の内容と必要な書類は異なります。

ケガをした場合には、最初の通院の際には保険証を使わずに自費で清算して上で二回目以降の通院の際に

○仕事中・・・療養補償給付たる療養の給付請求書(5号)
○通勤途中・・療養給付たる療養の給付請求書(16号の3)

状況に応じていずれかの書類を作成して病院の窓口へ提出をすることで、治療費については労災保険から給付を受けることができます。

※一部、事業主負担があります

④労災発生時の報告
仕事中に関連する事故(労災)の場合には、労働基準監督署への報告が必要です。

<4日未満の休業(休業しなかった場合を除く)>
○期限・・・・・4半期に一度
○提出書類・・・労働者死傷病報告(安衛則様式第24号)

<4日以上の休業(死亡を含む)>
○期限・・・・・遅滞なく報告
○提出書類・・・労働者死傷病報告(安衛則様式第23号)

この「労働者死傷病報告」の提出を失念しているケースがあるので注意が必要です。

この後は「入院の有無」「ケガの程度」などによって手続きが変わります。

初期対応を間違えて対応が遅くなってしまうと従業員から会社への不信感が募る原因にもなりかねないので注意が必要です。

管理部や従業員向けに労災(通勤災害)発生時の対応方法について、あらかじめ研修をしておくのも効果的です。

※東京労働局ホームページ
労災保険とは

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