残業代などを遡って請求できる期間が5年に延長へ

残業代などを遡って請求できる期間が5年に延長へ

20180618

現在、残業代などの未払いがあった場合に労働者が遡って請求できる期間は2年間と定められています。

今後、この遡って請求できる期間が延長される方向で議論が進められています。

 
┃法改正の内容
労働者に支払われる賃金(給与)について、事業主に遡って請求できる期間が2年から5年へ延長される方向で議論が進んでいます。

賃金を遡って請求する場合とは
・残業代を支払っていなかった場合の残業代(割増賃金)
・最低賃金未満の賃金で働かせていた場合の最低賃金との差額
これらの金銭を事業主へ請求することが考えられます。

 
┃法改正の影響
○具体例
・給与月額 30万円
・一箇月の平均労働時間 170時間
・一箇月の平均残業時間 30時間
以上のような労働者に残業代を遡りで請求された場合、次のようになります。

① 30万円÷170時間×1.25×30時間=66,176円→一箇月あたりの未払い賃金
② 66,176円×2年間(24箇月)=1,588,224円

以上がこれまで請求できる未払い賃金の上限でしたが今後は、

③ 66,176円×5年間(60箇月)=3,970,560円

このようになり、請求される可能性のある金額が当然のことながら2倍以上になります。

恐らく、近い将来には法改正がされると考えられますので、早めの対策が必要です。

※厚生労働省
第153回労働政策審議会労働条件分科会(資料)

 

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