労務管理の知恵袋

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飲食店の労働災害

労働災害の件数は、全体で見ると減少傾向にありますが飲食業に絞ってみてみると増加傾向にあります。 一口に飲食業と言っても様々な形態がありますので、特性に合わせた対応が必要になります。 今回は、代表的な取り組み事例などを紹介していきます。 ■飲食業で多い労働災害の種類 飲食業で最も多い労働災害は「転倒災害」です。 転倒・・・・・・・・・27.7% 切れ、こすれ・・・・・25.4% 高温、低温との接触・・14.6% この3つで全体の半数以上を占めて...

「労働者死傷病報告」記載事項の変更

従業員が仕事中にケガをしたり、仕事が原因で病気にかかったりした場合で休業したとき、事業主は労働基準監督署へ報告をする必要があります。 ■労働者死傷病報告 仕事に関連する事故(労災)の場合には、労働基準監督署への報告が必要です。 <4日未満の休業(休業しなかった場合を除く)> ○期限・・・・・4半期に一度 ○提出書類・・・労働者死傷病報告(安衛則様式第24号) <4日以上の休業(死亡を含む)> ○期限・・・・・遅滞なく報告 ○提出書類・・・労働...

仕事中・通勤途中にケガをした時の初期対応

従業員が仕事中や通勤途中にケガをした時、労災保険から治療費等の給付を受けることができます。 事業主としては、労災保険の給付を申請するまでの流れを理解し、従業員から第一報を受けた時に説明する用意をしておくことが重要です。 また、従業員としても「誰に」「何を」「どのように」報告するのかを常日頃、意識しておくと良いでしょう。 ■事故発生時の初期対応 ①事故発生 ・事故の状況、ケガの状況、第三者(加害者・被害者)の 有無を確認する ・業務の続...

採用でお困りではありませんか?

今、多くの企業で人材不足が課題になっています。 採用活動をしても「応募がまったくない」ということも少なくありません。 人材不足が続く中で採用活動はとても重要課題となっていますが、多くの場合、その方法が適切ではないことがあります。 ■採用サイト・採用ページの重要性 採用活動を行うとき、まず行うのは「求人サイトへの掲載」や「ハローワークへの求人掲載」です。 そこで求職者が御社の求人情報を見つけた後にする行動はなんでしょうか。 それは「...

高年齢者雇用確保措置に関する調査

人材不足が続く中で高齢者雇用は一つのテーマとなっています。 厚生労働省では、高年齢者を65歳まで雇用するための「高年齢者雇用確保措置」の実施状況などを集計した、平成30年「高年齢者の雇用状況」(6月1日現在)を公表しました。 ■事業主の義務 「高年齢者等の雇用の安定等に関する法律」では65歳までの安定した雇用を確保するための措置を企業に求めています。 ○高年齢者雇用確保措置 「定年制の廃止」 「定年の引上げ」 「継続雇用制度の導入」 事業主...

企業のパワーハラスメント防止が義務化へ

厚生労働省は、企業に対して「パワーハラスメント防止」を義務付ける方向で検討を進めています。 セクハラ(セクシュアルハラスメント)やマタハラ(マタニティハラスメント)などは、男女雇用機会均等法で企業の対策を義務付ける等の対策が取られています。 しかし、パワハラ(パワーハラスメント)については、明文化された防止規定はありませんでした。 これに対して厚生労働省は、「パワーハラスメント防止対策の強化」を図ります。 ■職場におけるパワーハラス...

増加する労災の死傷者数

厚生労働省から「平成30年における労働災害発生状況について(11月速報値)」が公表されました。 休業4日以上の死傷者数は93,334人にのぼり、前年より6,209人増加(7.1%増)しており、増加傾向にあります。 ■業種別の休業4日以上の死傷災害発生状況 製造業20,633人(+902人、4.6%増) 建設業11,444人(+355人、3.2%増) 陸上貨物運送業11,881人(+1,081人、10.0%増) 第三次産業43,260人(+3,515人、8.8%増) 以上のように陸上貨物運送事業でも大幅な...

経団連の「働き方改革事例集」

経団連から「働き方改革事例集」が公表されました。 この働き方改革事例集では、働き方改革を ○長時間労働の是正・休暇取得促進 ○テレワークなどの柔軟な働き方 ○仕事と育児・介護の両立支援 ○従業員のコミットメント・従業員満足 ○商慣習の是正に向けた取り組み ○テクノロジーの活用 ○健康経営・健康増進活動の展開 ○人材育成・自己啓発支援 という8個のキーワードに分けて、合計15社の取り組みを紹介しています。 【掲載企業の事例の一部】 (1) 株式...

仕事に関する満足・不満足調査

求職者が就職先を決定する時に重視すること、働いている人が不満に感じて辞めていく理由、その中で多く挙げられるものがあります。 それは「給与」「労働時間・労働日数」「休日・休暇」です。 ■仕事に関する意識調査 日本生命保険相互会社は、「勤労感謝の日・仕事」に関する意識調査を実施しました。 ○仕事に満足している人の割合は70.0% 満足している理由は、男性は「勤務地」(33.4%)、女性は「勤務時間」(42.1%) 最近では「多様な正社員制度」として...

政府の「セクハラ防止」への取り組み

内閣府男女共同参画局は、セクハラ防止をテーマとした動画・ポスター・リーフレットを作成し公開しました。 セクハラは発言をする側の「これくらいなら大丈夫だろう」という主観で決まるのではなく、発言を受けた側の受け取り方により変わります。 「受け取り方で変わる」ので普段の関係性や受け取る側の感じ方や性格による部分もあり、だからこそ判断が難しい問題でもあります。 ■セクハラを生まないポイント ・親しさを表すつもりの言動であっても、相手を不快にさせ...