人事労務の相談事例

人事労務の相談事例

相談事例┃パート・アルバイトの年次有給休暇取得時の賃金

「パートタイマーやアルバイトなど、日によって就業時間が違う従業員が年休を取得した場合、年休取得時の賃金はどのように計算するべきですか?」 日によって就業時間に変動があるパートタイマーやアルバイトがシフトが決定した後に「就業時間が長い日を狙って年休の申請をしてくる」というケースがあるようです。 こうしたことに頭を悩ませた経営者さんからのご相談です。 ■年次有給休暇を取得した場合の賃金 年次有給休暇を取得した場合の賃金の支給方法は、次の3パタ...

学生の場合の社会保険

「学生のアルバイトでも社会保険や雇用保険に加入しなくてはいけませんか?」飲食店など、学生のアルバイトが中心の場合、アルバイトであっても就業時間が長くなりがちです。その場合の社会保険・雇用保険の取扱いについて見ていきます。■社会保険(健康保険・厚生年金保険)○被保険者になる人適用事業所に常時使用される70歳未満の人は、国籍や性別、年金の受給の有無にかかわらず、厚生年金保険の被保険者となります。一般の企業に勤めている正社員であれば、原則的には全員加入...

元従業員から「退職金の金額がすくない」と言われたときの対応

「退職した従業員から退職金が少ないと連絡があったが、どう対応すれば良いか」という相談がありました。この会社では、<退職金規程>は無く、事業主さんがその時の状況に応じて退職金を支給していました。そんな時、どのように対応すればよいでしょうか。退職金規程が整備されていて、それが従業員へ周知されていれば、それは「会社と従業員の約束」ですからそこで規定された金額を支給する必要があります。それがもし、規程がない場合にはどうしたらよいでしょうか。中小企業で...

年金事務所の事業所調査

御社は、年金事務所の事業所調査の対象になったことはありますか?今回はこの「事業所調査」についてお伝えしていきます。年金事務所の事業所調査は、各年金事務所の管轄内の事業所を対象に行われます。■調査の種類●毎年7月の算定基礎の際に実施される「算定時調査」●随時実施される事業所調査大きくこの2つがあります。どちらも目的は、○社会保険に加入するべき人が加入しているかを確認することが第一目的です。しかし、定形的で算定基礎届の受理と合わせて実施される算定時調査...

「兼業・副業」を容認する上での企業のリスク

厚生労働省のモデル就業規則が「兼業・副業」を容認する方向で改定されると言われています。働き方改革、多様な働き方の中でも「兼業・副業」が推奨される動きがあります。もし、「兼業・副業」を認めるのであれば、企業としてのリスクをしっかりと把握した上で制度化する必要があります。■「兼業・副業」を認めるかどうか「兼業・副業」を認めるかどうかを認めるかどうかは、企業側で決める必要があります。「業務外の時間のことまで会社が制限できるのか?」という議論もあります...

パートタイマーの年次有給休暇

「パート・アルバイトにも年休はありますか?」「勤務日数が少ないパート・アルバイトには、どのように年休を付与すればよいでしょうか?」というご相談がありました。■年次有給休暇の比例付与正社員と比較して「就業日数が少ない」「労働時間が短い」場合にはその就業日数や労働時間に比例して年休の付与日数が少なくなります。これを「年次有給休暇の比例付与」といいます。■比例付与の対象者比例付与の対象者は次に該当する者です。①一週間の所定労働日数が4日以下または②一年...

年休の計画的付与で大型連休に

「連休の谷間の2日間は、会社の休みにした方が良いですか?」谷間の2日間の平日をどのように処理するか迷った事業主さんもいたようです。もちろん、会社の所定休日にすることも可能です。ここではもう一つの方法をお伝えします。年次有給休暇の原則は「労働者が請求する時季に与える」ものです。会社側から「○日に年次有給休暇をとってほしい」とは言えないのが原則です。しかしながら、年次有給休暇の計画的付与を導入することによって、会社側から年次有給休暇の取得日を指定する...

相談事例│年次有給休暇の買い取り

「年次有給休暇の買い取りをすることは、何か問題がありますか?」というご相談がありました。今回はこのことについて考えていきます。年次有給休暇(年休)の消化が進まず、2年間の時効を迎えてしまうケースがあります。そういったときに年休を買い取ることがあります。こういったケースについて、・あらかじめ有休をの買い取りをするのは×・時効で消滅してしまったものを買い取るのは○です。時効消滅してしまったものを「給与」「賞与」という金銭で補てんしてあげることは従業員有...

相談事例┃スタッフに「給与を上げてほしい」と言われたとき

時給1200円、数年間勤めているベテランのパート従業員がいました。そこに新しくパート従業員が入ってきました。時給は1150円。あるきっかけでベテランのパート従業員が新人パート従業員の時給金額を知ってしまいました。「私と年数が全然違うのに時給が50円しか違わないのはおかしい、もっと時給を上げてほしい」こんなとき、どのように対応するべきでしょうか。時給を上げるかどうかは事業主さんの判断によります。給与(時給)の決め方としては、・賃金テーブルなどが...

相談事例┃定年・再雇用後の社員の待遇は?

「60歳で定年に達した社員をその後、どのような対応にすればよいでしょう?」 平成25年4月に改正高年齢者雇用安定法が施行されました。 その中で企業は「定年後も65歳まで継続雇用すること」「65歳までの定年延長」「定年の廃止」といった措置をとることが求められることになりました。 他の企業はどのような対応をとっているのでしょうか。 (独)労働政策研究・研修機構は<高年齢社員や有期契約社員の法改正後の活用状況に関する調査>の結果を公表しました。 ■...