就業規則・労務管理

就業規則・労務管理

就業規則を作成したときの従業員代表者の選任

就業規則を作成した後、従業員数が常時10人以上の事業所であれば、労働基準監督署へ届け出る義務を負います。今回は、「従業員代表者の選任」について解説していきます。■労働者代表の選任労働基準法第90条では次のように定められています。----------------------------------------------------------------------------(1)使用者は、就業規則の作成又は変更について、当該事業場に、労働者の過半数で組織する労働組合がある場合においてはその労働組合、労働者の過半数で...

「弁護士が言ったから正しい」とは限らない?

弁護士さんのことを悪く言うつもりはまったくありません。医師にも外科医、内科医、眼科医などなどがいる通り、得意分野(専門分野)があるように弁護士さんにも得意分野があります。今回お伝えしたいのは「労働法が得意でない弁護士が作った就業規則は、例え弁護士が作ったからといって安心はできない」ということです。助成金の申請をしたいというご相談でお話をうかがった企業さんがありました。そこで助成金の申請に必要な要件を満たしているかの確認のために就業規則を拝見し...

就業規則は会社と社員の約束です

前回、お客さまのところで実施した「就業規則の説明会」のことを書きました。僕はこうした社員さんと直接話す機会を大切にしたいと考えています。社員さんと話をすることで思いがけない発見があります。「就業規則の説明会をします」と言って楽しそうな顔をする社員はまずいません。難しい、よくわからない、法律や校則のようなもの、守らないといけないものと言ったどちらかというとマイナスなイメージがあるからです。最初に心を閉ざされてしまったら説明会は失敗です。そこで伝...

就業規則の社員向け説明会を実施しました

就業規則の作成依頼をいただいた企業さまで「社員向けの就業規則説明会」を実施してきました。就業規則の説明会を実施することでいろいろなことが見えてきます。ありがたいことに多くの企業さまから就業規則の作成依頼をいただいています。作成の過程では、社長さんや人事の責任者の方と二度、三度と打ち合わせを重ねます。一回の打ち合わせが二時間を超えることもあります。そして完成する就業規則。ですが、本当の意味で完成させるためには、もう一つ、大事なことが残っています...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性(6)

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。今後、就業規則をどのように見直して行けばよいのか、そのポイントをお伝えしていきます。今回はセミナーの「まとめ」です。■就業規則の改定が必要なこと○マイナンバーへの対応これに関しては、すでに就業規則が改定済みである必要があります。万が一、社内でマイナンバーの漏えい事案が起きた場合、・規程、マニュアル等が整備されていたか・必要な書式が整備されていたか・社員への教育は適切にされ...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性(5)

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。今後、就業規則をどのように見直して行けばよいのか、そのポイントをお伝えしていきます。今回は、「限定正社員」についてです。今回のセミナーの中で取り上げられた話題の中でも今後、注目を集めていくものに・限定正社員・同一労働同一賃金というものがあります。前回、お伝えした「有期契約労働者の無期転換ルール」とともに、この3つは合わせて考えていく必要がありそうです。「限定正社員」制度...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性(4)

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。今後、就業規則をどのように見直して行けばよいのか、そのポイントをお伝えしていきます。今回は、有期契約社員の「無期転換制度」についてです。無期転換ルールというのは、●労働者は、有期労働契約の期間が5年を超えた場合、「無期雇用への転換を申し出ることができる」という制度です。※詳しくはコチラ・2年後に始まる労働契約法「無期転換ルール」とは?・2年後に始まる労働契約法「無期転換ルー...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性(3)

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。今後、就業規則をどのように見直して行けばよいのか、そのポイントをお伝えしていきます。■就業規則の内容就業規則には「絶対に規定しなくてはいけないこと(絶対的必要記載事項)」と「決まりを作るのであれば規定しておくこと(相対的必要記載事項)」の二種類があります。<絶対的必要記載事項>(1)始業及び終業の時刻、休憩時間、休日、休暇並びに交替制の場合には就業時転換に関する事項(2)賃金の...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性(2)

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。今後、就業規則をどのように見直して行けばよいのか、そのポイントをお伝えしていきます。■2016年中に対応しなければいけないこと(1)マイナンバーへの対応これに関しては、本来であれば2015年中に完了しているべきと言えるでしょう。・提出書類・秘密保持、特定個人情報の取扱い・懲戒規定このような個所の修正がされているものと思われます。まだ、対応できていない場合には、早急な対応が求められ...

就業規則改定のタイミングとこれからの方向性

7月29日から30日の3日間、<就業規則 徹底解説セミナー>を受講してきました。講師は、労働裁判などで経験豊富な弁護士や就業規則関連の書籍を多数執筆されている社会保険労務士です。私も就業規則の作成に関しては、いろいろとご依頼をいただいていますが、弁護士の視点、他の先輩社会保険労務士の視点を取り入れた、就業規則や労務管理の最新情報や今後のトレンドなどを確認したいと考えて、セミナーに参加しました。これから何回かに分けて、セミナーの概要を紹介していきます...