就業規則・労務管理

就業規則・労務管理

国民の祝日と国民の休日のちがい

国民の祝日と国民の休日の違いを知っていますか?会社の就業規則の「休日」の規定のところを見てください。<会社の休日は、土曜日、日曜日および国民の祝日とする>となっていたり<会社の休日は、土曜日、日曜日および国民の休日とする>となっていたりします。今日は、法律の豆知識的なお話です。「国民の祝日に関する法律」という法律があります。「国民の祝日」というのは、みなさんがイメージしている通り元日成人の日建国記念の日春分の日昭和の日などいわゆるカレンダーの...

就業規則 徹底解説セミナー

就業規則の作成にあたっての最新動向や最新事例をインプットするべく、一日×3日間のセミナーに参加しています。今日はその二日目。講師は、使用者側で労働裁判の経験豊富な弁護士の先生。裁判や労働組合との交渉をした経験と知恵を活かした就業規則作成方法をレクチャーしていただきました。その内容を一言で表すと「トラブル時に使用者が不利にならない」就業規則。確かに、こうした視点は大事。こうした視点はとても大事。でも、少しだけ、僕は違和感を持たずにはいられないので...

出張旅費規程と社会保険の関係

みなさんの会社には就業規則の一部である「出張旅費規程」は整備されていますか?「規程と社会保険料の節約がどう関係するんだ?」と疑問に感じた方もいるかもしれません。今回は、出張旅費規程と社会保険料の関係についてお伝えしていきます。出張旅費規程に規定される「出張旅費、出張日当」は、社会保険料の対象にも労働保険の対象にもなりません。ただし、このように取り扱うためには出張旅費規程を作成して事業主全体の制度として運用していく必要があります。■労働保険の対象...

休日と休暇の使い分け(2)

前回、会社としてのお休みを設定する際に「休日」と「休暇」を使い分けてくださいね、とお伝えしました。そうすると事業主さんにとって有利になることがあります。今回は、その理由をお伝えします。前回までのおさらい※3連休、でも法律上は週1日休みで良い?※休日と休暇の使い分け言葉の意味としては、次のように定義づけられます。休日:あらかじめ「労働義務がない日」と定められている日休暇:労働義務はあるが「労働の義務を免除する日」○1日8時間×一週間5日勤務=40時間...

休日と休暇の使い分け

前回は「休日」に関する原則的なことをお伝えしました。今回はその続きです。「休日」と「休暇」って使い分けていますか?前回のおさらいから労働基準法 第35条①使用者は、労働者に対して、毎週少くとも一回の休日を与えなければならない。②前項の規定は、四週間を通じ四日以上の休日を与える使用者については適用しない。休みに関しては、労働基準法ではこれしか決まるがありませんでした。※ブログ記事:3連休、でも法律上は週1日休みで良い?休みの日数を検討する上でもう一つ考...

「リスク対応型」就業規則は必要か

「リスク対応型」就業規則とは、事業主さんと社員がトラブルになったときに事業主側を守り、事業主側のリスクを最小限に抑えることを目的とした就業規則です。会社を守りたい、トラブルを起こしたくない、万が一トラブルになったときに被害を最小限にしたい、という事業主さん側の意図をくみ取って作成しますのでどうしても「リスク対応型」になります。こうしたことはもちろん大切なのですが最近、「それだけでは対応できないのでは?」という場面に遭遇しました。ある営業職の方...

医療、介護、福祉業界の就業規則と労務管理

医療、介護、福祉業界と一括りにはできませんが、労務管理の面では共通した課題があると考えられます。こういった業界の課題に取り組むための研修に参加してきました。医療、介護、福祉の業界の課題といえばやはり「離職率の高さ」ということが挙げられます。また他の産業と比べて事業所の件数が多い、ライバルが多い、ライバルが増加する件数も多い、ということが言えます。離職も多いけれどもすぐに他のところに勤められる環境にある、ということも言えそうです。全体的に中途採...

必要な会社のルール(就業規則)の種類

「会社のこれからのためにいろいろとルールを作っておきたいんです‼」これから会社設立をする事業主さんからのご相談です。社員が増えていく計画があるのであれば、会社のスタート時からルールを作っておくといいですね。ただし、作りすぎてしまうと後から大変かもしれません。会社のルール、働くルールのことを就業規則と言います。就業規則、賃金規程、出張規程、慶弔金規程などなどいろいろあります。こうしたルールをすべて合わせて就業規則と言います。労働時間や休日・休暇の...

厚生労働省が公表┃「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則(2)

厚生労働省が「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則とその解説を公表しました。前回は、このモデル就業規則の中身を見る前に考えて欲しいポイントをお伝えしました。では今回は、内容についてもみていきましょう。前回もお伝えしましたが、行政機関のモデル就業規則は「労働者にとって」良い就業規則なのであって「事業主のための」「社長を、会社を守るための」就業規則ではない、ということです。この視点はぜひ、忘れないようにしてくださいね。 それでは...

厚生労働省が公表┃「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則

厚生労働省が「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則とその解説を公表しました。今回公表されているのは「飲食業」と「小売業」です。「社労士に依頼するとお金がかかるけれど、行政のモデル就業規則を使えばタダだ!」と安易に考えて導入してしまうと社労士に払う報酬以上のものを失うことになる、かもしれません。それでは今回は、このモデル就業規則(飲食業編)をみていきます。まず気を付けないといけないことは、行政機関のモデル就業規則は「労働者にとって...