就業規則のノウハウ

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就業規則のノウハウ

不動産業の就業規則と労務管理

不動産業の働くルール(就業規則)と労務管理を考える上でポイントとなるのは「週休2日を確保できない場合の対応をどうするか」にあります。 「一日8時間を超えた部分だけが時間外労働ではない」ということに注意する必要があります。 ■不動産業によくある勤務体系 不動産業の場合「完全週休2日制」でないことが多いです。 多くみられるのは「原則週一日休み」「隔週で週休2日」というケースです。 具体例を挙げると ・毎週水曜日は定休日 ・第二、第四火曜日が...

美容院・サロン等の就業規則と労務管理

美容室やサロン等の働くルール(就業規則)と労務管理を考える上でポイントとなるのは「どこからどこまでを労働時間としてとらえるか」にあります。 ここには、業界の慣習と労働基準法の考え方の間に隔たりがあることを認識することから考える必要があります。 ■就業規則と労務管理が必要になる場面 小規模な美容院やサロン等ではそもそも就業規則の必要性自体を感じていないケースが多いです。 確かに信頼できるメンバーで運営しているときは必要ないかもしれません。 ...

保育園の就業規則と労務管理

認可保育園は、保護者からの保育料ではなく補助金で運営されています。また、女性が多い職場というのも特徴です。「保育園の就業規則と労務管理」について考えていきます。■待遇・労務環境の改善のために考えられること待遇改善・労務環境改善のためには「賃金」と「労働時間」この2つが重要なポイントになります。①賃金のアップ認可保育園の場合、利用者から直接保育料を徴収しているわけではありません。一度、行政へ納付されたものの中から補助金として各保育園へ支給されます...

就業規則を作成しようと考える2つの場面

「就業規則を作成したい」とご相談をいただく中で、最近多いのは次の2つの場面です。どちらの方が良い、ということはありませんが就業規則に対する意識がまったく違います。■「助成金の申請をしたいから就業規則を作りたい」助成金の中には「就業規則の作成が必要条件」になっているものがあります。「助成金のために」「とりあえず」作るのであれば、厚生労働省の雛形を使ったり、10万円以下で安価に就業規則の作成をしたり、コストをかけないことも考えられます。■「会社を良く...

出張旅費規程で社会保険料を節約

みなさんの会社には就業規則の一部である「出張旅費規程」は整備されていますか?「規程と社会保険料の節約がどう関係するんだ?」と疑問に感じた方もいるかもしれません。今回は、出張旅費規程と社会保険料の関係についてお伝えしていきます。出張旅費規程に規定される「出張旅費、出張日当」は、社会保険料の対象にも労働保険の対象にもなりません。ただし、このように取り扱うためには出張旅費規程を作成して事業主全体の制度として運用していく必要があります。■労働保険の対象...

休日と休暇の使い分け(2)

前回、会社としてのお休みを設定する際に「休日」と「休暇」を使い分けてくださいね、とお伝えしました。そうすると事業主さんにとって有利になることがあります。今回は、その理由をお伝えします。前回までのおさらい※3連休、でも法律上は週1日休みで良い?※休日と休暇の使い分け言葉の意味としては、次のように定義づけられます。休日:あらかじめ「労働義務がない日」と定められている日休暇:労働義務はあるが「労働の義務を免除する日」○1日8時間×一週間5日勤務=40時間...

医療、介護、福祉業界の就業規則と労務管理

医療、介護、福祉業界と一括りにはできませんが、労務管理の面では共通した課題があると考えられます。こういった業界の課題に取り組むための研修に参加してきました。医療、介護、福祉の業界の課題といえばやはり「離職率の高さ」ということが挙げられます。また他の産業と比べて事業所の件数が多い、ライバルが多い、ライバルが増加する件数も多い、ということが言えます。離職も多いけれどもすぐに他のところに勤められる環境にある、ということも言えそうです。全体的に中途採...

厚生労働省が公表┃「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則(2)

厚生労働省が「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則とその解説を公表しました。前回は、このモデル就業規則の中身を見る前に考えて欲しいポイントをお伝えしました。では今回は、内容についてもみていきましょう。前回もお伝えしましたが、行政機関のモデル就業規則は「労働者にとって」良い就業規則なのであって「事業主のための」「社長を、会社を守るための」就業規則ではない、ということです。この視点はぜひ、忘れないようにしてくださいね。 それでは...

厚生労働省が公表┃「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則

厚生労働省が「多様な正社員・無期転換ルール」対応のモデル就業規則とその解説を公表しました。今回公表されているのは「飲食業」と「小売業」です。「社労士に依頼するとお金がかかるけれど、行政のモデル就業規則を使えばタダだ!」と安易に考えて導入してしまうと社労士に払う報酬以上のものを失うことになる、かもしれません。それでは今回は、このモデル就業規則(飲食業編)をみていきます。まず気を付けないといけないことは、行政機関のモデル就業規則は「労働者にとって...

不動産業の就業規則ノウハウ

不動産関係の会社の就業規則作成を何件かお手伝いをしてきました。その中で次のような共通点がありました。①完全週休2日ではないこと②歩合給(インセンティブ)を重視していることここをどう適法に運用していくかがポイントです。それでは、もう少し詳しく見ていきましょう。①完全週休2日ではないこともちろん中には週休2日を確保している会社もあるでしょう。しかし、顧客の都合に合わせて内見をしたり問い合わせを受けたりするために「原則週一日休み」「隔週で週休2日」という...